ねとねと言わせて

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愛してる

どうやら最近のわたしはフジファブリックが好きすぎるようだ。初めて聴いたときはそうでもなかったのに気づいたら沼の底。なんなん!?!?

 

10月11日にはハナレグミフジファブリックからなるユニット、ハナレフジのライブに行ってきた。持ち合わせている、ということは各々の曲をやるのだなと思ってハナレグミを聴いてみた…がこんなにのんびりゆったりポロロ-ンという曲だとは思っていなかった笑。ボーカルの永積さんはさぞ大人しい人なのだろうと思ったらめちゃめちゃしゃべる人だった。むしろフジファブリックは押されていた。あと顔が井端に似ている(ごめんなさいね)。

一緒に行った友だちは先にセトリを見たらしくて、俺さあ…今日ちゃんと楽しめるかわかんないわなどと開演前に言いやがる。エェ〜どんなセトリだよ、あとピョンピョンするだけがライブじゃないぞと思いながらわたしも不安になってしまった。なぜならハナレグミの曲で知ってる曲がなかったから。

しかし、そんな思いとは裏腹に演奏のクオリティが高いライブが始まった。わたしの大好きな虹なんてあのアレンジだと最初虹だとわからなかった。そんなのアリ!?ってくらい違うアレンジでとてもかっこよかった。

あとは、自由にやりましょう〜なセッションタイムがすごかった。いきなり振られてもちゃんと応えられる総くん、終始テンションがおかしいチャンダイ、途中退席するかとをさん、しゃべり倒す永積さん、踊るBOBOさん。あれ、セッションどこいった。さよなら人類のインパクトが大きすぎてあまり覚えていない。

今回みんなはいろいろな楽器を担当していた。チャンダイはアコーディオンも弾いていたし、永積さんはおもちゃの笛?も吹いていたし、総くんは台湾で買ったルアンを弾いていた。しかしわたしの中ではかとをさんが…かとをさんが1番はい最高ありがとうという感じだ。普段のベースに加えてシンセベースにサイレント?エレキ?コントラバスも弾いていた。ベースの可能性は無限だということを思い知った。

なんやかんやでとても楽しかったのである。しかしあまり覚えていないのはやはり、最後に退場するときにチャック全開だったのに気づき、ファンの前で笑いながら閉めてしまう男のせいではないかと思う。あれのせいで5日ほどはぁ総くん状態だった。だが友だちにパンツ見たかったと言ったら引かれたのはショックだった。別にパンツの総くんが見たいわけでも100%の総くんが見たいわけでもない。ちらリズムがいいというのにダメらしい。でも調べてわかったが総くんは結構そういうの言ってしまうタイプだ。

 

そしてこのライブ会場でミニアルバム『FAB FIVE』を買うとサイン入りポストカードがもらえた。レンタルまで待つはずだったのにちゃんと釣られてちゃんと買った自分がいた。

Water Lily Flowerは初めて聴いたときから好きで、これはこれは総一郎さんやってくれましたなあというくらい良い。チェロがガンガン聞こえるのもポイント高い。電光石火は帰アドツアーから1回も欠かさずライブで聴けていてありがたい。しゅがしゅがしているのもいいじゃないの。1/365は帰アドで聴いた。この曲はメディアタイムズという番組の主題歌となっていて、作詞作曲したかとをさんはカメオ出演をした…なんてこともあったが、実はわたし、カメオ出演以前からこの番組を知っていて観たこともあった。単位のために取った授業をやっている弊大学の教授がメディアタイムズの制作にどうも携わっているようなのだ。そしてその授業でメディアタイムズを観ると、どこか聞いたことのある声だとおもったらフジファブリックでテンションが上がったことを覚えている。それのロングバージョンが嫌いなわけがない。カンヌの映画祭はもうライブでも何度も聴いているし歌いやすい。山田孝之の伸びのある声もいいし、歌詞が映画のタイトルから取られているのもおしゃれだ。かくれんぼはチャンダイらしい歌詞、曲調だなと思った。

5曲だけどお腹いっぱいでデザートが欲しくなる感じ。ああお腹すいた。

 

そしてこのミニアルバムと同日リリースだったのが、「ここは退屈迎えに来て」のサントラ集だ。劇伴を担当することになりました、というアナウンスがあった日からずっと気になっていて、こっちは発売日に買った。特にコールスローブルースが好きで、なんでコールスローにしたんだろと考えを巡らせている。映画も観に行くぞ〜と思い原作も買って準備はばっちり。しかし映画を観る前に劇伴を聴くという失態を犯したことにそのときのわたしは気づいていなかった。

 

そして映画観るぞ観るぞ〜〜と思っていたが、嬉しいことにFABch会員ご招待の試写会に当選し、先日観に行ってきた。試写会には橋本愛成田凌渡辺大知と廣木監督が出るらしく、わたしは成田凌を拝めるとウハウハしていた。実際拝んだのだが、顔が小さく背格好はシュッとしていてでも背は高くて、とても綺麗だった。これが今をときめく俳優かーと感心しきりだった。これだけでも嬉しいのに、なんと、フジファブリックがシークレットゲストで登場したのである!ある!!1週間のうちに2度も見られるなんて思ってもいなかったので嬉しすぎてどうかなってしまいそうだった。みんなお疲れ感ハンパなかったけど。さらに嬉しいことにWater Lily Flowerのアコースティックverを演奏してくれて、もーう幸せすぎてあまり覚えていない。とにかくぽーっとしすぎた。かとをさんええな〜(何がよかったかうまく書けない)、総くんアコギ似合ってんな〜、チャンダイ今日は大人しいな〜wなんて、本当に素敵だった。始まる前に総くんがこの曲アコースティックやないんですけどねとこぼしていてギョッとしたしわたしもなぜかハラハラしていたけど、最後は自分でアコースティックverいいですね!と言うくらい本当に良くて、またお目にかかれたらいいなと思う。

肝心の映画は、田舎から出てきたわたしにはとても共感できたしほどよい刺激があった。原作をちらっと読んだときにはだいぶグサッときたがそこは軽減されていた。地方に住んでいる人にこそ観てほしいのに規模が小さいためあまり公開されないのが残念だ。今日公開されたので映画館の大スクリーンでまた観ようと思う。

 

っっとまあこんな感じで最近頭の中はフジファブリックでいっぱいだ。やることが終わったらDVDもたくさん観て、本も読んで、次のライブツアーに備えよう。

フジファブリック大好きだ。